1. TOP
  2. 国内医療・薬事情報
  3. 後発薬の品質、2年連続で全品目「適合」

後発薬の品質、2年連続で全品目「適合」

23年度 厚労省検査

 厚生労働省は27日、市場に流通する後発医薬品の品質を検査する2023年度の事業で、55有効成分559品目の全てが適合と判断されたことを明らかにした。適合率が100%となったのは2年連続。

 厚労省では、市場に流通している後発薬を入手して品質検査を行う「後発医薬品品質確保対策事業」を08年度から毎年実施し、結果を公表している。検査内容は、溶出試験や定量・純度・力価試験など。

 23年度の事業は、バイオ後続品を含む55有効成分559品目を対象に同年7月から24年3月まで行った。後発薬の安定供給や国民の信頼の確保につなげたい考えだ。

【記事提供:株式会社CBホールディングス(CBnews)】
※コンテンツの⼀部または全部を複製、公衆送信、翻案する⾏為を禁じます