国内医療・薬事情報
認知症薬レカネマブ 薬価引き下げへ
薬事
2025年07月09日 18:20
費用対効果が低いと評価 中医協
アルツハイマー病の治療薬「レカネマブ」の薬価が引き下げられる見通しとなった。厚生労働省が9日、同剤の費用対効果が低いとする評価結果を中央社会保険医療協議会に示した。この結果を踏まえて中医協の薬価算定組織で薬価を改めて検討し、総会で正式に決定する。
レカネマブの現在の薬価は、1瓶2ミリリットル(200ミリグラム)で4万5,777円、
5ミリリットル(500ミリグラム)では11万4,443円。体重50キロの患者が1年間で26回使用した場合、年間の費用は1人当たり約300万円と高額だが、最大で15%引き下げられる見通し。
中医協の費用対効果評価専門組織がレカネマブの評価を行い、比較対照技術と比べて費用対効果が低いと結論付けた。
レカネマブは、軽度認知症やその前段階の軽度認知障害の進行を抑制する医薬品。2023年9月に薬事承認された。投与患者数はピーク時の31年度に約3.2万人となり、年間の販売額が986億円に上ると予測されている。
【記事提供:株式会社CBホールディングス(CBnews)】
※コンテンツの⼀部または全部を複製、公衆送信、翻案する⾏為を禁じます