国内医療・薬事情報
薬価乖離率は過去最小の4.8% 厚労省速報
行政
2025年12月03日 10:45
24年度比0.4ポイント縮小
現在の公定薬価と実際に取り引きされている「市場実勢価格」の平均乖離率は9月現在で過去最小の約4.8%だったとする速報値を、厚生労働省が3日公表した。2024年度と比べ0.4ポイント縮小。これを踏まえて、26年度の薬価の引き下げ幅が決まる。
材料価格の平均乖離率(原則5-9月取引分)は約1.3%で前回の23年度から1.2ポイント縮小した。
■後発薬の数量シェア3.8ポイント上昇
最低薬価品目の乖離率は、4.8ポイント縮小し7.3%だった。
厚労省がこの日公表した25年度薬価調査の速報値によると、投与形態別の乖離率は、外用薬6.8%、内用薬5.8%、注射薬3.2%など。薬効群ごとの内訳は、内用薬では「消化性潰瘍用剤」8.4%、「精神神経用剤」7.8%、「その他の中枢神経系用薬」6.1%、「糖尿病用剤」6.0%などだった。
また、外用薬では「眼科用剤」9.8%、「その他の呼吸器官用薬」6.6%、「鎮痛、鎮痒、収斂、消炎剤」6.3%。
一方、後発医薬品の数量シェアは約88.8%、金額シェアは約68.7%で、24年度から3.8ポイント、6.6ポイントそれぞれ上昇した。
厚労省が中央社会保険医療協議会・総会に速報値を報告。全体での平均乖離率は、販売サイドから10月31日までに報告があったものを集計した。
【記事提供:株式会社CBホールディングス(CBnews)】
※コンテンツの⼀部または全部を複製、公衆送信、翻案する⾏為を禁じます