国内医療・薬事情報
効果が乏しい医療に「腰痛へのプレガバリン処方」
行政
2026年02月18日 09:25
医療費適正化基本方針に追加へ
厚生労働省は、医療費適正化基本方針を見直し、効果が乏しいというエビデンスがある医療に腰痛症(神経障害性疼痛以外)へのプレガバリン(リリカ錠)の処方を追加する。
また、後発医薬品の使用促進の目標を達成させる都道府県の施策として、地域フォーミュラリに関する取り組みの具体的な内容を加える。
厚労省は、医療費の適正化につなげるため地域フォーミュラリを全国展開することにしている。
医療費適正化基本方針の改正案(概要)は16日に公表した。それへの意見募集を23日まで行う。新たなルールは3月下旬に施行される見通し。
2024年度に始まった第4期医療費適正化計画(29年度まで)では、効果が乏しいというエビデンスがある医療を基本方針に設定し、適正化を進めることになった。
医療資源の効果的・効率的な活用の一環で、現在は急性気道感染症や急性下痢症に対する抗菌薬の処方などが記載されている。今回は、腰痛症に対するプレガバリンの処方を追記する。厚労省は「神経障害性疼痛では有効なケースもあるが、非神経障害性腰痛では効果が限定的」だとしている。
また、地域フォーミュラリに関する取り組みを追記し、後発薬やバイオシミラーの使用を促す。厚労省は、関係者らによる「策定の場」を26年度中に設置するよう都道府県に呼び掛けている。
【記事提供:株式会社CBホールディングス(CBnews)】
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