国内医療・薬事情報
喘息の吸入薬、ドライパウダー製剤に「切り替えを」
医療・看護
2026年02月26日 13:50
エアー剤の供給不足で 関係学会が呼び掛け
日本小児科学会は、喘息の治療で重要な役割を担う吸入ステロイド薬(ICS)について、十分な吸気流速が得られる学童期以降の患者に対しては可能な限りドライパウダー製剤(DPI)の処方や切り替えを検討するよう呼び掛けている。加圧噴霧式定量吸入器(pMDI:エアー剤)の一部製品で供給不安定や限定出荷が続いているためで、必要な患者に薬剤を確実に届けるための緊急的な措置としている。
同学会によると、DPIへの切り替えなどの対象となるケースの目安は、おおむね6歳以上で適切な吸入操作(強く速い吸入)ができると判断される症例。
一方、pMDIが優先されるのは乳幼児のほか、吸気流速が十分でない症例や重症例などでDPIへの切り替えが困難な症例。
製剤を変更する際は、デバイスの操作方法が大きく異なる。そのため学会では、患者や保護者への適切な吸入方法の指導やアドヒアランスの確認を行うよう医療従事者に求めている。pMDIの供給見通しについては、学会ホームページの会員専用ページでも随時伝えるとしている。
【記事提供:株式会社CBホールディングス(CBnews)】
※コンテンツの⼀部または全部を複製、公衆送信、翻案する⾏為を禁じます