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認知症新薬レカネマブ、1人年298万円見込み

20日収載、ピーク時の市場規模986億円

 中央社会保険医療協議会の総会は13日、アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」の薬価について1瓶2ミリリットル(200ミリグラム)を4万5,777円、5ミリリットル(500ミリグラム)は11万4,443円とすることを了承した。20日に収載する。

 体重50キロの患者が1年間で26回使用した場合、年間の費用は1人当たり約298万円となる見通し。

 投与患者数はピーク時の2031年度に約3.2万人となり、年間の販売額が986 億円に上ると予測されている。

 用法・用量として、通常は体重1キロ当たり10ミリグラムを2週間に1回、約1時間かけて点滴静注する。使用期間は原則1年半。

 レカネマブは、軽度認知症やその前段階の軽度認知障害の進行抑制に効能・効果がある抗体医薬品で、9月25日に薬事承認された。

【執筆提供:株式会社CBホールディングス(CBnews)】
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