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高齢者施設での服薬「昼1回に」学会提言

職員の負担軽減で

 日本老年薬学会は高齢者施設での服薬の回数を減らし、可能なら昼の1回にまとめることを推奨する提言を公表した。服薬管理にかかる時間と労力を減らし、入所者や入居者の事故やケアの質の低下を防ぐ狙いがある。

 同学会は、高齢者施設では薬剤の処方見直しと並行して服薬の簡素化を積極的に進めるべきだと強調。また、高齢者のポリファーマシー対策では処方見直しを行い薬剤の種類が減っても服薬回数は変わらないことがある一方、服薬の簡素化では薬剤数は同じでも回数を例えば1日につき3回から1回にまとめられるケースがあるとしている。

 特に施設の職員数の多い昼の時間帯に服薬を集約することで、さらなるメリットが期待できるとした。ただし、昼の服用に適さない薬剤もあったり、療養場所が変わった時には再度の見直しが必要になったりすることに留意するよう促している。

 提言では、服薬の簡素化を実施する際の流れを7つのステップとして明示するとともに=図=、具体的な事例集も盛り込んだ。高齢者施設の全ての医療・介護職に利用してもらいたい考えだ。

【記事提供:株式会社CBホールディングス(CBnews)】
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